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Docs02. 設計セクション概要

02-architecture — 設計・アーキテクチャパターン

「どう作るべきか」の設計判断を扱うセクションです。判断基準・トレードオフ・アンチパターンを中心に構成し、コード片は最小限にとどめます。

  • 置くもの: 設計判断の基準、アーキテクチャパターン、トレードオフ表、アンチパターン
  • 置かないもの: 概念の入門解説(→ 01-concepts)、具体的な実装手順(→ 03-implementation)

この章の記事

記事内容
Workflow 型 vs Agent 型の使い分けWorkflow 型処理手順を開発者がコードで固定し、LLM を各ステップの部品(分類・要約・生成など)として使う構成。Agent との対比概念。 vs Agent 型の使い分け(過剰な Agent 化を防ぐ)
コンテキストエンジニアリングコンテキストエンジニアリングLLM に渡す情報の全体(システムプロンプト・ツール定義・履歴・資料・状態)を、構成要素の選択・配置・ライフサイクルとして設計する営み。原則は コンテキストエンジニアリング、実践パターンは コンテキスト設計の実践パターン(何を・いつ・どれだけ渡すか)
コンテキスト設計の実践パターンコンテキスト設計の実践パターン(レイアウト・予算・取得戦略・前処理・統合・計測)
コンテキストの圧縮と隔離コンテキストの圧縮と隔離(トリガ設計・残すもの・外部化・サブエージェント隔離・仕切り直し)
オーケストレーションパターンオーケストレーション複数の LLM 呼び出しや Agent の実行順序とデータの流れを制御すること。直列・並列・ルーティングなどの定番パターンがある。パターン(直列・並列・階層・ルーター。外部エージェント連携・A2A組織・システムの境界を越えてエージェント同士が発見・通信・タスク委譲を行うための標準プロトコル。Google 発で Linux Foundation へ移管され、エージェントカードによる発見・タスク委譲・長時間タスクを定める。MCP(ツールを呼ぶ)とは層が違い相補的で、相手を「部品」でなく自律主体として扱う。 等の標準プロトコルの概観を含む)
Human-in-the-Loop 設計Human-in-the-Loop人間の判断(事前承認・事後レビュー・エスカレーション・監視と中断)を Agent の実行フローに組み込む設計。 設計(承認・介入ポイントの置き方)
エラー処理・リトライ・フォールバック設計エラー処理・リトライ・フォールバック設計
ハーネスエンジニアリングハーネスモデルの外側 — ループ・ツール・フィードバック・環境・制御の総体。同じモデルでも作り込みで性能と信頼性が変わるため、モデルと並ぶ一級の設計対象として扱う。エンジニアリング(モデルの外側=ループ・ツール・フィードバック・環境を一級の設計対象にする全体設計論)
ループエンジニアリングループエンジニアリングAgent ループの制御 — いつ考え・行動し・立ち止まり・止めるか — を設計対象として扱う営み。ループの型の選択・停止条件の詳解・迷走の検知と介入・バックトラックを含む。(ループの型・停止条件の詳解・再計画・迷走の検知と介入・バックトラックループが行き詰まったときに、失敗を認めてチェックポイントまで戻り、別経路でやり直す制御。失敗した経路の記録を残さないと同じ失敗を繰り返す。・入れ子)
非同期・長時間タスクの設計(耐久実行)非同期・長時間タスクの設計(チェックポイント長時間タスクの「ここまで完了した」を再開可能な形で永続化したもの。ツール実行の完了やフェーズ境界などの意味のある単位で切る。信頼性とトークンコスト制御の両方の仕組み。・冪等性・承認待ちの永続化・耐久実行実行の各ステップの結果を永続ログに記録し、障害後は完了済みステップをスキップして途中から再開できる実行モデル。LLM 呼び出しなどの非決定的な処理を「結果が記録される単位」に隔離するのが要点。)
マルチテナント設計マルチテナント複数のテナント(顧客・部門)が同一の Agent 基盤を共有する構成です。データ・設定・容量・費用を分けて設計し、認証キーを分けた場合も上流の共有上限と容量の隔離を別に確認します。設計(データ・設定・レート・コストの 4 軸分離、ノイジーネイバー対策)
エージェントの API 設計エージェントの API 設計(ジョブ型 API・ステータスモデル・冪等キー・部分結果・メータリング)